【大徳寺】で特別公開中の【瑞峯院】【聚光院】を訪問

京都

2021/3/21

京都市北区にある臨済宗大徳寺派の大本山、大徳寺を訪問。

大徳寺は境内の中に多くの塔頭と呼ばれる寺院があります。その中で、特別公開中の瑞峯院(ずいほういん)、聚光院(じゅこういん)を中心に拝観しました。

アクセス

大徳寺へは阪急烏丸駅からバスや地下鉄で訪問することができます。今回は往路は地下鉄で北大路まで行き、そこからバスに乗り3停留所ほどで到着。復路は大徳寺から四条烏丸までバスで帰りましたが、少し遠いため地下鉄に乗った方が楽だと感じました。

瑞峯院(ずいほういん)

瑞峯院は九州の大名、大友宗麟(おおともそうりん)が1535年ごろに建立した寺です。

独坐庭

建物正面の庭は、昭和の名作庭家である重森三玲氏が作った庭です。中国の蓬莱山が荒波のなかで悠々と独座していることを表現されているとのこと。重森三玲氏の庭園は、力強い石組みと白砂の組み合わせが特徴的です。

閑眠庭

閑眠庭という名前は、「閑眠高臥して青山に対す」という禅語から銘じられているとのこと。

大友宗麟がキリシタン大名として知られていることから、七個の石が十字架に組まれています。写真では少し分かりにくいですが。こちらの庭園も重森三玲氏の作庭です。

建物正面の激しい「独坐庭」と対局にある、建物裏側の静かな「閑眠庭」でした。

茶室「安勝軒」の外からの様子

茶室「安勝軒」の室内に入り見学しましたが、室内は写真撮影禁止でした。

茶室は高さが異なる3種類の天井があり、来客席が最も立派な天井、もてなす側は最も低い粗末な天井となっていることを説明いただきました。

また、茶の湯の席が標準的な本勝手とは逆になっている逆勝手の席となっていました。

平成待庵

「安勝軒」の奥に、千利休が建てた国宝茶室「待庵」の写しで「平成待庵」と呼ばれるわずか二畳の茶席があります。

詫び寂びをより感じやすいように二畳の茶室を作られたとのこと。高さもとても低く、梁に頭をぶつけないよう注意しながら、5名ずつの少人数での拝観でした。

掛け軸には「喫茶去」と書かれていました。「お茶でも飲みませんか」という意味の禅語とのこと。

雨天だったこともあり、黒い壁の茶室の中は暗くて静かでした。

特別公開について

特別公開中は、説明員の方に説明していただけるので理解が深まります。京都市内の大学生のサークルの方が説明員をされているとのことでした。

特別公開は当初1月9日~3月18日までの予定だったのですが、1月に緊急事態宣言となったため開催が延期され、緊急事態宣言解除後の開催となりました。それにより、終了時期も延期されています。

聚光院(じゅこういん)

聚光院は残念ながら写真撮影が禁止されていたので、写真はありません。

庭園は昔は枯山水の砂利だったそうですが、今は苔になっていました。

狩野永徳とその父狩野松栄の襖絵がすばらしかったです。「花鳥図」「瀟湘八景図(しょうしょうはっけいず)」「琴棋書画図(きんきしょがず)」などを拝観しました。

狩野永徳のしっかりしたタッチの絵と、狩野松栄のやさしいタッチの絵が対照的でした。

また、奥に「閑隠席(かんいんせき)」と「桝床席(ますどこせき)」の2つの重要文化財の茶室があり、こちらも拝観しました。

大仙院

大仙院の庭園を見学。こちらも写真撮影が禁止でしたので、残念ながら写真はありません。

拝観後、お茶をいただきました。大仙院では土曜、日曜の夕方17時~18時に座禅会が開催されているとのこと。今回は時間の都合で体験できませんでしたが、一度体験してみたいです。

三門

千利休の像をこの三門の上に設置していたところ、その下を通った秀吉が自分の上に利休の像があることに怒り、千利休に切腹を言い渡したという話で有名です。

特別公開で大徳寺の貴重な庭や襖、茶室を拝観でき、また説明も聞くことができて良かったです。あいにくのお天気でしたので、写真は少し暗くなりましたが、人出も少なく落ち着いて拝観することができました。

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